パトロンの意味

「エンコーとパトロンって何が違うんだい?」
出会い系サイトで知り合って援助交際しているササエちゃんが、ベッドの中でパトロンの意味をあっけらかんと聞いてきた。
彼女は、ちょっとバカっぽいところがあるイマドキのギャルだが、裏表のない性格で会っていて楽しい。美人でも可愛くもないのだけど、いつもニコニコしている姿を見ているだけで、僕は癒される。例えるならば、ちょいブサなゆるキャラである。
ササエちゃんは、男性のゴツゴツした手でタッチされるのが大好きであり、究極のタッチング行為であるセックスともなると夢心地だと言う。僕も結構ゴツい系の体をしているので、ササエちゃんからも気に入られているらしい。
一方、僕は自分とは正反対な女の子がやっぱりいい。自分の体が硬い分、ちょっとふくよかな柔らかさが際立つ女の子が好きだ。その点でも、ササエちゃんは僕の理想とマッチしている。恋人として考えるとちょっと無理があるが、遊び相手ならば最高のパートナーかもしれない。
「エンコーよりもパトロンの方がお金貰えるのかな?」
ササエちゃんが僕の顔を覗き込んでくる。
パトロンとはいったいどんな存在なのか知らなかった私
彼女は、援助交際で溜めたお金でハーレムを作って、お気に入りのゴツゴツ男を囲いたい、なんてアホなことを平気で言う子だ。
単にササエちゃんと遊ぶのが楽しくてお金を払うのがエンコー、そのササエちゃんのゴツゴツハーレム計画に賛同して彼女に投資するのがパトロンと言ったところだろうか。誰も賛同しないとは思うが。
僕は、パトロンの意味をそう説明してみた。貰えるお金自体はそう変わらないと思う。エンコーでも払うやつは上乗せして払うし、パトロンでもケチるときはお金をケチるだろう。要は額ではなくて、お金を払う男の心持だ。
僕の説明に、ササエちゃんは「なるほどなるほど」と深く納得してくれたようだった。
「じゃあ、おじさん、今日から私のパトロンと言う事で一つよろしく」
ササエちゃんがパトロンの意味を理解しているのかしていないのかわからないが、ゴツゴツハーレムで彼女を取り囲むゴツ男の中に混じっている自分の姿を想像してしまった僕は、それだけは勘弁してくださいと彼女に頭を下げた。
ホ別いちご
援デリ